お読みいただく前に&パスワード&Index
- 2026/01/01(Thu) -

はじめまして。

Gipskräuter<ジプソクラウター>です。


お越しいただきありがとうございます。


花より男子の二次小説を書いてます。
CPは総二郎×つくしです。


始めは読むだけだったんですけどね。

西門さんとつくしちゃんの、私の中ではあり得ないCPにいつしかどっぷり嵌まってしまいまして。ヘヘっ。

ある日ふと浮かんだ設定で無謀にも書き始めてしまった次第です(汗)

しかも、書き出しは浮かんだんですけどね。あとは、行き当たりばったりでそれぞれに勝手に動いてもらってます(笑)
なので、収拾作業が大変です(´-ω-`)


どの作品も、誰もがハッピーエンドを目指して頑張りまーす。


お話が完結するまではアップしない方針です。その代わりに、創作日記なるものをご用意しておりますので、そちらも覗いていただければ嬉しいです。


誤字脱字等多いかもしれませんが、お楽しみいただければ幸いです(*´∇`*)



最後に。


こちらはあくまで私の趣味のお部屋で、原作者様、他関係者様とは一切関係ありません。


誹謗中傷、荒らし等はご遠慮いただきますよう、宜しくお願い致します。


なお、駄文ではありますが著作権は放棄しておりませんので、転載、配布、二次使用等はご遠慮くださいますよう、宜しくお願い致します。



★パスワードについて★ 追記有り

★Index★



Gipskräuter
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心の距離 6
- 2017/10/21(Sat) -

あきらから司帰国の一報を受けた。

とうとうこの日がやって来た。
けれど俺の心は落ち着いていた。

司は納得するだろうか?
そんなことばかりを考えていた。

あきらからその知らせを受けた時は不安しかなかった。
けれど俺の中で、司が納得しようがしまいがつくしを手放すなんて選択は初めからねぇ。

つくしと話をしたことにより、俺は冷静な自分を取り戻していた。



インターホンが鳴り、俺はゆっくりと玄関へ向かう。
わざわざ来た人間を確認しなくても司とあきらだということは分かりきっていた。

ロックを解除し扉を開ければ、司が雪崩れ込んで来た。
そして辺りを見回す。
後ろにいるあきらは呆れ顔だ。

「総二郎、牧野はどうした?どうしてここにいない?」

玄関口で俺の顔を見るや否や、司はケンカ腰だった。

「悪いな、司。つくしはいねぇ。」

目を見開き、俺に掴みかかろうと手を伸ばす司の腕を捕らえる。

「おい、久々に会った幼馴染みにとる態度かよ?お前も変わんねぇな?」

「司、落ち着けよ。とりあえず靴脱いで中に上がれ。
玄関先でする話じゃないだろ。」

腕から力が抜けていくのを確認し、解放した。

司はズカズカと部屋に上がりソファーへと歩みより、勢いよくその体をソファーへと沈めた。それを見て俺も向かいのソファーへと腰を下ろす。

あきらはといえば、どこに座ろうかと思案している。
そして長くため息をつくと司の隣に腰を下ろした。

「牧野はどこだ?どうしていねーんだ?
俺が来ることは分かってただろっ。」

「司。勘違いするなよ。
俺が会わせねぇワケじゃねぇ。
ここにつくしがいないのはつくしの意思だ。」

「なんだとっ!そんな訳ねー!!
俺が記憶を取り戻したことを知れば、あいつは必ず俺の所に戻ってくる!
てめぇが邪魔してんだろーがっ。」

体を前のめりにし、今にも掴みかからんばかりに司が怒鳴る。
隣ではあきらがどうしたもんかと、俺と司を交互にみやっている。

「司、たいした自信だな?
お前、全部思い出したんだろ?
自分がつくしに何をしたのかも覚えてるんだよな?」

つくしに吐いた暴言の数々。
そしてあの日の出来事。
まさか忘れたなんて言わせねぇぞ。

「あぁ、全部だ。全部思い出した。
だからこそこうして会いに来たんだ。
あいつだってそれを望んでるはずなんだ!」

司の言葉に胸が痛まないワケじゃねぇ。
けれど聞いていて気分のいい話でもねぇ。

司、こんなことさっさと終わらせようぜ。

「つくしははっきりと言ったよ。
今のお前とは会いたくないってな。」

「そんな訳ねー!あいつがそんなこと言う訳ねー。」

ローテーブルにバンと手をつき、身を乗り出す司に対し、俺はソファーへと体を預けたまま。司にしてみればそんな俺の態度もイライラの原因なんだろう。

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心の距離 5
- 2017/10/19(Thu) -

「あれっ?総二郎?どうしたの?
今日、会食で遅くなるって言ってなかったっけ?」

慌てて帰宅した俺に対し、つくしは目をまん丸くさせて不思議そうに見上げていた。

「お茶会で何かあった?」

「いや、そうじゃねぇんだ…。そうじゃ…。」

つくしは俺をじっと見つめている。そしてその表情が次第に不安の色に変わっていく。

あぁ、俺はこいつにこんな顔をさせてぇワケじゃねぇ。
俺がしっかりしなきゃなんねぇってのに、何やってんだ…?

「つくし、なんか飲み物でも用意してくんねぇ?疲れちまった。」

極力明るく声をかけ、手を伸ばしつくしの頭を一撫でする。つくしは相変わらず何か言いたげに俺を見つめていたがにっこりと微笑んだ。

「コーヒーでいい?」

「あぁ、旨いの頼むな。着替えて来るよ。」

つくしはキッチンに、俺は寝室へと向かう。

ベッドに腰掛け、そのまま仰向きに横になる。

何をどう言えばいいか…そればかりを考えていた。そしてどうしても思考はよくない方へ進んでいく。
けどそれは、逆につくしを信じてねぇってことになんねぇか?
俺たちが今まで過ごしてきた時間を否定してるようなもんじゃね?

今までの時間は決して嘘じゃねぇ。
俺もつくしも互いを必要としてる。
答えは出てんじゃねぇか。
何を迷う必要がある?
それにどう伝えようと事実は変わんねぇ。

ならば…。

体を起こし、着替えを済ませて部屋を出れば旨そうな香りが漂っている。
その香りに誘われるようにリビングへと移動すれば、つくしが楽しそうにコーヒーを淹れている。

ソファーに座りしばらく待っていると、つくしがコーヒーを持ってやってくる。

「お待たせ~。」

「サンキュ。」

つくしはそのままポスンと俺の隣に座り込み、コーヒーに手を伸ばす俺をじっと見つめては瞳をキラキラと輝かせている。
俺はそのままコーヒーを口にした。

待ちきれなくなったつくしは口を開く。

「ねぇ、それ美味しいでしょ~?滋にもらったんだ~!」

「あぁ、つくしちゃんが淹れたから、なお旨いな。」

そう言ってニヤリと笑えば、つくしは頬を赤く染める。こんなことやってる場合じゃねぇのは分かってる。
けどこの方が俺ららしいとも思う。

「なぁ、つくし。今日さ、あきらから電話があったんだ。」

「美作さん?なんか久しぶりだね?元気だった?」

懐かしそうに笑みを浮かべてるつくしに相槌をうち、本題へと入った。

「司が記憶を取り戻した。」

「へっ?」

目を見開き、じっと俺を見つめている。

「大丈夫か?」

「えっ、あ、うん…。そっかぁ…思い出したんだ…。そっか…。」

もっと驚くと思っていた。
動揺してしどろもどろになるものだと思っていた。

けれど、つくしは普段と然程変わんねぇ。
むしろ、俺の方が動揺していたくらいだ。

いったいどうしてこんなに平然としていられる?
お前は今何を考えてる?

そう思っていた俺に、つくしはポツリポツリと想いを口にし始めた。

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心の距離 4
- 2017/10/17(Tue) -

考えも纏まらないまま、携帯を手にしていた。

「もしもし?」

送話口からは総二郎の声が聞こえてくる。

「よぉ、総二郎。」

「どうした?なんかあったのか?」

いつもとは違う俺の様子を感じたのか、総二郎は矢継早に言葉を並べていく。

「あきら?どうしたんだ?」

「あぁ、悪い。あのさ…あんまりいい話じゃないかもしれないんだけどな…。」

言いながら頭の中で、このおかしな会話を考える。

何年も前に幼馴染みがある記憶をなくした。
そして今になって、倒れた拍子にその記憶を取り戻した。
これは本来ならば喜ぶべきところじゃないのか?
喜ぶどころか、この状況を疎ましく思うってなんなんだ?

ほんの一瞬の間にそんなことを思っていた。

「司が記憶を取り戻した…。」

「…司が?」

「あぁ。」

「本当なのか…?」

声のトーンは下がり、弱々しい声だった。

「本当だ。会って確かめた。
近々帰国する。俺も同行することになった。」

それまでの成り行きを説明するも応答はない。
俺の声が届いているのかどうかすらあやしく感じていた。
黙ったまま暫く待つも、送話口からは何も聞こえない。
そりゃこんな時期にこんな話を聞かされたら流石の総二郎でも相当なダメージだろう。

「おい、総二郎、大丈夫か?
お前がそんなんでどうする?
牧野にこのことを伝えるのはお前の役目だろ。」

「あぁ、わりぃ。大丈夫だ。
ありがとな、あきら。」

言葉とは裏腹に、返って来た言葉は弱々しい。それでもここは総二郎に任せることしか出来ない。

「帰国日が決まったらまた連絡するよ。
牧野のことよろしくな。」

「あぁ、頼む。」

「じゃあな。」

「あぁ。」

あいつ、本当に大丈夫か?

司が記憶を失ったことによって終わった二人。
その司が…記憶を取り戻した。総二郎にとっては脅威以外の何ものでもないんだろう。
俺だってそう思う。

けどな、総二郎。

お前らだって今まで積み重ねて来た歴史があるだろ?
そこには確かな絆があるんじゃないのか?

俺だって、ずっと二人を見守ってきたんだ。
たとえ司が記憶を取り戻したとしても大事なのは今だろ?

俺はお前たちのその絆を信じたいよ。


なぁ、牧野。

お前にとって大事なのはどっちだ?
過去か?
それとも今か?

お前は大事なことを間違えたりしないよな?

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心の距離 3
- 2017/10/14(Sat) -

病院に到着した俺は建物に入る前に携帯を取り出し、西田さんへとかけていた。
到着を伝えると、ものの数分で西田さんが入口へと迎えに来てくれる。

挨拶もそこそこに俺は訊ねた。

「西田さん、司は?司は本当に?」

「はい、間違いございません。帰国するの一点張りです。今はどうにか押さえ込んでいますが、いつまで押さえ込めるか…。」

前を歩く西田さんの背中を見ながら、考えることはひとつだけ。
普通だったらこの場合、司の心配をするんだろう。けれど俺は全く別のことを考えていた。

司…なんで今なんだ?
なんでもっと早く…。

そう思わざるを得なかった。
今記憶を取り戻したところで、もう牧野は昔の牧野じゃない。そして俺たちも昔の俺たちじゃない。

「美作様、こちらでございます。」

「ありがとうございます。」

礼を言って開かれた病室へと足を進めた。

道明寺財閥を背負って立つ男が入院するに相応しい。
そんなことを思わせるほどに豪華な部屋の窓際に置かれたベッドに司の姿をみつけた。
ベッドの上でパソコンを操作し、俺に気づく気配はない。

こうして見ていると仕事上で顔を合わせていた時の司と変わらない。
司は本当に記憶を取り戻したんだろうか?
そんな疑問までもが浮かんできていた。

どのくらいそうしていたのか、不意に司が顔を上げこちらを見た。

「いつまでそんなところで突っ立ってんだ?」

俺が来たことに気づいていたのかそんな言葉を投げかける。

「あぁ、あんまりいつもと変わらないから拍子抜けしたんだよ。」

言いながら司の元へと歩み寄る。
司はパソコンを閉じ、俺へと視線を向ける。
俺はベッド脇に置いてある椅子に腰を下ろした。

「思い出したんだってな?」

探るような俺の言葉を聞き流し、射るような視線を向ける。

「あきら。牧野が婚約したって本当なのか?」

それを聞いた時初めて俺は実感した。

あぁ、本当に思い出したんだ、と。

「もう聞いてるんだろ?
本当だ。一ヶ月後に結婚式を控えてる。」

「その相手が総二郎って言うのは本当か?」

「あぁ、そうだ。一ヶ月後に総二郎と結婚する。」

俺に鋭い視線を投げつけていた司は何かを考えるように目を閉じた。


頼むから波風たてないでくれよ?
あいつらだってこれまでいろんなことがあったんだ。それを二人で乗り越えてようやくって時なんだ。

五年だぞ?
お前が牧野だけを忘れて五年が経ったんだ。
それだけの時間があれば見る世界だって変わるだろ?

「あきら。日本に行く。西田を呼べ。」

「おい、今更日本に帰ってどうするつもりだ?
それにお前倒れたんだろ?先ずは体調を整えろ。日本に帰るにしてもそっちが先だ。」

おいおい、俺を睨むなよ?
俺は何にもしちゃいないだろ?

「早く呼べっ。」

「司。帰ってどうするつもりだ?
牧野は…もうお前の知ってる牧野じゃないんだぞ!
余計な混乱をさせるな!」

司の気持ちが分からない訳じゃない。けれどこの状態の司を日本に送り出すなんて出来る訳がない。

怒り心頭の司を言葉巧みに丸め込み、帰国を先伸ばしにすることに成功したが、同時に気が重くなる。
どうにか丸め込もうとした結果、司の帰国に俺までもが同行することに決まっていた。







そしてそして!!
0時を迎えたら、こちら♪♪

異種CPリレーコラボ
10/8追記あり
↑ポチっと押すとお知らせに飛びます♪

サイトオープン
10月15日0時00分頃


お話は明日6時よりスタート致します♪
皆様、お楽しみに~。

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心の距離 2
- 2017/10/12(Thu) -

夢を見ていた

記憶を失って以来、何度となく見てきた夢だった


遠くに女がいる
そして俺を呼んでいる
が、女の顔はいつも見えそうで見えねー

俺としちゃこんな夢はもうどうでもいい
なくした記憶がないままでも何不自由なく暮らしてきたんだ
あの頃はよく分かんねぇ喪失感があってイライラしてはいたが、もうそんなこともねー

夢の中なのにそんなことを考えていた
そろそろ目が覚める頃だろう

そう思っていた矢先に名前を呼ばれた

『道明寺っ!』

あぁ?
いつもなら目が覚めるとこだろ?
昔気になっていた夢の続きが今映し出されている

呼ばれた方向を見るとやけに眩しい
手をかざし、目を細めてその女を見る


長く綺麗な黒髪
意思の強そうな大きな瞳
溢れんばかりの笑顔


あの頃、毎日のように病室を尋ねて来ていたあのおかしな女だった


「まきの…。」

我知らず呟いていた

まきの…?

頭の中をその文字が駆け巡る

まきの…まきの…まきの…
…?
!?

「牧野っ!!」

掴まえようと手を伸ばしたが、牧野は光の向こうへと消えていった



瞳を開ければ見知らぬ天井が目に映る。

「司様?」

朦朧とした意識の中、西田の声が頭に響いていた。そして少しずつ頭がクリアになっていく。

「西田っ!牧野はっ?牧野はどこだ?どこにいるっ?!」

じっと俺の様子を見ていた西田が口を開く。

「司様…記憶が…?」

返事を待つのが焦れったくて起き上がろうとするも、近くにいたSPに押さえられていた。

「司様、倒れた時に頭を強く打たれています。今すぐに医師を呼びますのでどうか安静になさってください。」

頭を強打?
安静?

働き詰めだった俺は部屋で倒れた。
その時のショックで何もかも思い出したってことなのか?
つーか、今はそんなことはどうでもいい。

「西田、日本に行く。調整しろっ!」

「申し訳ございませんが、それは出来兼ねます。今は検査結果待ちで絶対安静です。」

いくら睨みをきかせても、西田が折れることは無さそうだ。

くっそ、どうすりゃいい?
こうして話をしてる間もSPが周りを固めている。
俺が暴れだしたらすぐに取り押さえようという魂胆が見え見えだった。

「大至急、牧野のことを調べろ!どんな小さな情報も逃すな。」



そして俺は知ることになる。

総二郎と牧野の結婚を…。


頭を鈍器で殴られたかのような衝撃の事実だった。


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心の距離 1
- 2017/10/10(Tue) -

いつもお越しいただきありがとうございます(’-’*)♪

今日は30万hit記念SSです。

のんびりまったりここまでやって参りました。
これも偏に遊びに来てくださる皆様のお陰です(。-人-。)

えー。こちらのお話。
『終わりと始まり』『踏み出した一歩』『辿り着く場所』『巡る季節の中で』に続く第5段となっております。
まだお読みになっていらっしゃらない方は、そちらを先にお読みいただく事をお奨め致します。

では、お越しくださる皆様に感謝の気持ちを込めて!

お楽しみくださいませ(^人^)





ふとサイドボードに置かれた写真が視界に入る。

和装姿で微笑みあう俺たち。

その隣にはタキシードに身を包む俺と、純白のウェディングドレスを身に纏うつくし。
そして二人を囲んで笑みを浮かべる友人たち。


この写真を見るとあの時のことを鮮明に思い出す。


つくしの前じゃ平静を装っていた。
けど内心は違う。

怖くて堪んなかった。

つくし。
お前が知ったらどう思うだろうな?

ばっかじゃない?!

なんて笑い飛ばすんだろうな。

俺も今だったらきっとそうすると思うよ。





結婚式も一ヶ月後に迫ったある日のこと。


全ては友人からの一本の電話から始まった。


その話を聞いた時のことをよく覚えちゃいねぇ。ただ背筋が凍った。
かけがえのねぇ大事なもんを失っちまうんじゃねぇかっていう恐怖しかなかった。

気もそぞろで出席した茶会の評価は散々だった。今こんな評価をされちまうことが自分にとって、最悪の事態だということは分かってる。

分かってるけど…。

ようやく婚約まで漕ぎ着けて、あと一ヶ月もすりゃめでたく結婚っていうこんな時期に、よりによってなんでこんなことになるんだよ…?
なんでこのタイミングなんだ?

答えのない問いが頭の中を駆け回っていた。

本来ならば会食へと出向くはずだったが、冷静さの欠片もねぇ今の状態で出席したところで、評価は下がる一方だろう。
同じ下がるならばまだ欠席の方がいい。


回んねぇ頭でそう思い至り、茶会の片付けを弟子に任せて帰路に着いた。




その知らせに俺は愕然とした。

あの、司が?
まさか…。
冗談だろ?

けれど受話器越しに聞こえる西田さんの声は至って冷静で、とても嘘をついているように思えない。いや、それ以前にこんな嘘をついたところで、誰一人得などしない。

とっくに切れている受話器を戻し、秘書を呼びスケジュールを調整させた。そして俺は司の住むNYへと向かうこととなった。


司が牧野を忘れてしまったことで、類も総二郎も司とは疎遠になっていた。特に総二郎は身を置くべき世界が違うこともあり、ここ何年かは連絡すら取っていなかっただろう。

そんなことはお見通しとばかりに何かが起きると西田さんは俺に連絡をよこす。昔築いた自分の立ち位置は時を経ても変わることなくここにある。


俺はNYへと降り立ち、西田さんに聞かされた病院へと急いだ。

なんだって今になって…。

これが正直な気持ちだった。
それでもこうして駆けつけてしまう辺り、俺も相当なお人好しなんだろうと思っていた。



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お知らせ【イベント】 追記あり10/8
- 2017/10/08(Sun) -

花束を君に〜21の翼〜
異種CP21人の二次作家によるイベントを開催します♬


サイトオープン日     10月15日0時00分頃〜11月下旬頃
(それ以降はサイトはクローズし、各々のブログでの公開となります)

サイト公開日            10月15日6時00分〜10月28日(あとがき)まで 毎日8話ずつの公開となります。
コメントはオープンコメントのみ受け付け致します。
どうしても秘密でコメントを残したい場合は、各サイト様へ直接コメントをお願い致します。
異CPのイベントです。各作家さまの士気の低下に繋がりますので、誹謗中傷などのコメントはご遠慮ください。


Romance(リレー本編)、Pure Love(純愛)、Comedy(コメディ)、Fantasy(パラレル)、Battle(ドンパチ)、Darkness(ダークネス)と6つのカテゴリごとにリンクを貼っております。
お好きなお部屋にどうぞ♬


翼バナー(350×350px)
イベントブログバナー
リンク貼付の場合には、イベント管理人までお声掛け下さい。

Romance
ラブ(R)度★★☆☆☆/ロマンチック度★★★☆☆/コメディ度★★☆☆☆/ドンパチ度★★★★☆/シリアス度★★★☆☆
家庭料理レストランを営むつくしちゃん。飾らない魅力に惹かれて、御曹司たちが集まってくるお店。その中の幼なじみ4人組が本気で落とすべく、デートに誘うが、さて、つくしちゃんは誰の手に?
4つのCPごとにエンディングが多数用意されております。
是非お楽しみください。
10月15日〜 6時、12時、18時公開

Pure Love
ラブ(R)度★★☆☆☆/ロマンチック度★★★★★/コメディ度☆☆☆☆☆/ドンパチ度☆☆☆☆☆/シリアス度★★★☆☆
約束の4年を守って帰国した司。まだ学生だったつくしと婚約だけはしたものの、それから5年。二人の仲は続いていたが、つくしは結婚を言い出さなくなった司に不安を感じていた。そして、その不安に気づいたのは、司ではなくF3だった・・・。
※こちらのエンドは一つのみになります。希望のエンドでない方もいらっしゃると思いますが、笑って受け止めていただけると励みになります。
参加者:あお様、Gipskräuter、Happyending様、koma様、lemmmon様、miumiu様、聖様
10月15日〜 9時公開

Comedy
ラブ(R)度★★★☆☆/ロマンチック度★★★☆☆/コメディ度★★★★★/ドンパチ度☆☆☆☆☆/シリアス度☆☆☆☆☆
F4とつくしは大学生。類が持ち出したのは、あみだくじ。つくしとのデートの順番を決めるため。そして、一番になったのは司。でも、ゴージャスなデートを目論む司の思惑は次々はずれてしまう。さて、二番手は?
参加者:河杜花様、lemmmon様、miumiu様、plumeria様、りおりお様、星香様、空色様、やこ様
10月16日〜 3時公開

Fantasy
ラブ(R)度★★★★★/ロマンチック度★★★☆☆/コメディ度★★☆☆☆/ドンパチ度★☆☆☆☆/シリアス度★★☆☆☆
のどかで平和なマッキーノ王国。でも戦争の魔の手が迫ってくる。敵国シヴァ王の狙いは美しく快活なツクシ姫。危機を脱するべく、幼なじみの四王子のもとへ助けを求めに行くことになった。でも魔法で送られた先は違う世界だった!
F4それぞれのエンドをお楽しみください。
参加者:asuhana様、Gipskräuter、河杜花様、lemmmon様、凪子様、オダワラアキ様
10月15日〜 21時公開

Battle
ラブ(R)度★☆☆☆☆/ロマンチック度☆☆☆☆☆/コメディ度★★★★★/ドンパチ度★★★★★/シリアス度★☆☆☆☆
家庭教師のバイトが休みになったある日、つくしは類にバイトに誘われる。F3とともに家へ向かうとそこにはコンピューター。開発した体感型オンラインゲームを試してみたいとのこと。5人でゲームの世界に飛び込んだが、元の世界に戻れなくなってしまう。どうなるF4とつくし!
参加者:asuhana様、あお様、ロキ様、miumiu様、桃伽奈様、plumeria様、星香様、空色様、たろさ様、やこ様
10月15日〜 15時公開

Darkness
ラブ(R)度★★★☆☆/ロマンチック度☆☆☆☆☆/コメディ度☆☆☆☆☆/ドンパチ度☆☆☆☆☆/シリアス度★★★★★
30代も半ばを超えたF4。交流の絶えていたつくしがF4のもとに現れる。人妻となっているつくし。彼女がF4に求めるものは?そして、F4はどう応えるのか?打算と欲望がぶつかり合い、暗い衝動が皆を支配する。暗闇が口を開け、皆を飲み込んでゆく。混乱が幕を開ける。
※こちらはハッピーエンドではない可能性がありますので、十分覚悟の上お楽しみいただければ幸いです。原作つくしの明るさや、純真さが好きな方にはオススメしません。読み終わった後の誹謗中傷的なコメントも頑張って書いた二次作家様たちが泣いてしまうので、心の中だけでお願いします。
参加者:asuhana様、lemmmon様、ロキ様、桃伽奈様、凪子様、オダワラアキ様、plumeria様、星香様、やこ様
10月16日〜 0時公開


【リレー参加サイト一覧】
(CP別、サイトマスターアルファベット順)
※リレーのエンドとは異なる可能性があります。

★司×つくし
Happyending様 With a Happy Ending

koma様 とりあえず…まあ。

きぃ様 Tsukasa&Tsukushi's DiaryTresor~*トレゾア*

lemmmon様 甘さとスッぱさと

やこ様 Beautifuldays 

☆類×つくし
桃伽奈様 紅茶カップ

凪子様 ビー玉の瞳

オダワラアキ様 dólcevitaオダワラアキの二次小説置き場

りおりお様 類♡だ〜い好き 

聖様 夢見月~Primavera~

星香様 駄文置き場のブログ

空色様(パス制となります) 空色の時間

たろさ様 lale

★総×つく
Gipskräuter gypsophila room

河杜花様 柳緑花紅

miumiu様 おとなのおとぎばなし

plumeria様 Pas de Quatre

四葉様 ツクヅクシ

☆あき×つく
あお様 あおいろ

★ALL
asuhana様 明日咲く花

ロキ様 乙女椿



イベントまでようやく1週間を切りましたね。

こんな大掛かりなイベント…きっともうないかも…?
そう考えると参加させてもらえてよかったなぁと思う今日この頃。

はい、日々勉強です(笑)
出来ないくせにいろいろと口も挟みました( ̄▽ ̄;)ゴメンナサイ…
もちろん出来ることはやらせていただきましたとも!

皆様にお楽しみいただけるイベントになっています♪♪
それはそれはもう盛り沢山(’-’*)
是非是非足を運んでくださいませ!
メンバー一同、心よりお待ち申し上げております♪(o・ω・)ノ))



Gipskräuter
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それぞれの決断 45
- 2017/10/07(Sat) -

お嫌いな方はスルーしてください。

注意書についてのクレームはスルーさせていただきます。
参照(それぞれの決断 1)

まだお読みになっていない方はこちらからどうぞ(*・∀・)つ
言えない言葉


このエンドはそれぞれの決断 21からの分岐のお話になります。


やっぱり総ちゃんエンド。

念の為に言っておきますが…長いです…。


私は大丈夫!という方のみお進みくださいませ。
↓ ↓ ↓


Gipskräuter




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それぞれの決断 44
- 2017/10/05(Thu) -

お嫌いな方はスルーしてください。

注意書についてのクレームはスルーさせていただきます。
参照(それぞれの決断 1)

まだお読みになっていない方はこちらからどうぞ(*・∀・)つ
言えない言葉


このエンドはそれぞれの決断 21からの分岐のお話になります。


やっぱり総ちゃんエンド。

念の為に言っておきますが…長いです…。


私は大丈夫!という方のみお進みくださいませ。
↓ ↓ ↓


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