それぞれの決断 34
- 2017/09/12(Tue) -

お嫌いな方はスルーしてください。

注意書についてのクレームはスルーさせていただきます。
参照(それぞれの決断 1)

まだお読みになっていない方はこちらからどうぞ(*・∀・)つ
言えない言葉


このエンドはそれぞれの決断 21からの分岐のお話になります。


やっぱり総ちゃんエンド。

念の為に言っておきますが…長いです…。


私は大丈夫!という方のみお進みくださいませ。
↓ ↓ ↓


Gipskräuter




オマケがあるかも?



「つくしさん。お帰りなさい。」
「つくしさん、またよろしく頼むよ。」

つくしが言葉を紡ぐ前に親父とお袋は笑顔でつくしを迎えてくれた。
それがどんなに嬉しいことか…そしてどれだけ感謝しなけりゃいけないことなのか…。

この家を考えれば決してめでたいことじゃねぇ。
なのに二人はつくしを歓迎してくれている。

「親父、お袋…ありがとう。」

「総二郎、礼を言うのはまだ早い。
これからが大事なんだ、しっかりしなさい。」

「分かってる。」

「さぁ、つくしさん。
今後についてゆっくり話し合おう。」

親父は踵を返して屋敷へと入っていく。お袋も黙ってその後へ続いた。
そして俺もしっかりとつくしの手を握りそれに続く。

人払いをしリビングのソファーに向い合わせで腰を下ろした。

「つくしさん、あきらくんからいろいろと聞いているよ。
総二郎をはじめ私たちの判断が君を追い込んでしまった。
あのときは良かれと思っていたが…すまなかったね。

これからはどんなことも一緒に乗り越えていこう。
私たちも精一杯頑張っていくから、つくしさんも頑張ってくれるかい?」

「あのときの決断は私がしたんです。
誰も悪くありません。私が悪いんです。

でも…それでももう一度チャンスをくださるなら…今度こそ総二郎さんと一緒に頑張りたいです。どんなことも二人で乗り越えていきたいです。
この家にもう一度私を置いていただけませんか?
もう後悔したくないです…。
よろしくお願いします。」

親父とお袋の顔をしっかりと見据えて、言い終えたつくしは深々と頭を下げている。
二人の視線は自ずと俺に向いていた。

「つくし。ありがとう。」

つくしの両肩に手を伸ばしてつくしの身体を起こした。

「総…。」

「これからのことを考えないとな。」

戸惑う瞳を見つめながらそう言うとつくしは小さく頷く。

「100日…よね?」

「あぁそうだね。」

二人はそんな言葉を交わしていた。

そうか…そういやそんなことがあったか…。
自分とはもう無関係だと思ってた俺はそんなことはすっかり忘れていた。
こうもすんなりと会話に出てくるってことは、もうずいぶんと前からあきらから打診があったのかもしんねぇ。

顔を見合わせていた二人はつくしを見つめる。
そして親父は静かに話し始めた。

「つくしさん。母さんの実家の離れに部屋を用意してある。100日間はそこでゆっくり過ごしなさい。まぁ君のことだからのんびり出来るのかどうかは分からないけどね。
そこで自由にするといい。
それといつでも構わないから、病院に行って診断書をもらって来てくれるかい?
西門掛かり付けの病院があるから、前もって言ってくれれば予約しておくよ。」

「お世話になってもよろしいんですか?」

「もちろんよ。私も時々伺いますわね。
その時はつくしさんの点てたお茶をご馳走してくださるかしら?」

「はい、もちろんです。
ご迷惑をかけないように十分に注意いたします。

お義父さん、お義母さん、何から何までありがとうございます。
これからまたよろしくお願いいたします。」

つくしは法改正がされたことを知っていたのだろう。
二人の意図を見抜いているようだった。


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コメント
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2017/09/13 05:27  | | #[ 編集] |  ▲ top

-yukikoサマ-
コメントありがとです♪

やっとここまでです(笑)
まだまだ問題が山積み…??
先は長そうです…( ̄▽ ̄;)

正解、不正解は紙一重よね、たぶん。
いやーん、なんで書き始めちゃったんだろう(笑)
総ちゃんもつくしちゃんもどうやって100日過ごすんでしょうね~。
お楽しみに♪♪
2017/09/14 23:16  | URL | コメ返信 yukikoサマ #-[ 編集] |  ▲ top


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