幸せへの道 1
- 2017/07/25(Tue) -

大変お待たせ致しました。

このお話は願いが叶うまでの番外編となっております。

願いが叶うとき 9の続きとなっています。

どうぞお楽しみくださいませ~。






やっとマンションに帰りついた日。

もう無理だなんだと涙を溢すつくしを散々啼かせ、思う存分つくしを堪能した。
お陰でつくしは翌日ベッドから起き上がることも出来ずに、その憤りは全て俺に向いていた。

つくしに合わせて俺もベッドに転がってたが、顔を見ればお小言が飛び出してくる。当然そんな小言に付き合う気はなく、その口を塞いでしまえばつくしは俺の胸をドンドンと叩く。
そんなもんは軽く無視して俺のペースで終始コトは進んでいた。

結局そんなことを数回繰り返したところでつくしも学習し始め、束の間の甘い一時は終わりを迎えた。



少し機嫌の悪いつくしを抱きしめる。
精も根も尽きたつくしはされるがままに俺に寄り添う。

「つくし、結婚式だけどさ。お前はいつ頃がいい?」

腕の中でつくしがピクッと反応を示す。

「俺としちゃ今すぐにでもしてぇんだけどな。
誰に後ろ指を指されることなくお前と一緒にいてぇし。

お前はどうしたい?」

つくしは力の入んねぇその手で俺の胸を押す。
俺は腕を緩めてその顔を覗いた。

「私…。」

「ん?」

「先伸ばしにしたらまた妨害とかあったりするのかな…。」

まだしたくねぇってことか?
つーかてっきりつくしも早く式を挙げたいもんだと思ってた。
これって何気に凹むな…。

「どうだろな。ないって保証はねぇかもな。」

安心させるための嘘なんていくらでもある。けれど俺は敢えて正直な答えを返した。
それは俺が早く籍を入れたいとかそういった打算は抜きで、ありえねぇ話じゃねぇからだ。

つくしが何をどう考えてんのかなんて分かんねぇ。
ただ焦ったところでこればっかりはしょうがねぇし、結婚したいという気持ち自体は同じはずだ。
だったらお互いに納得いく形にもっていきてぇ。

「つくし?」

俺の言葉が想定外だったのか、それとも予想通りだったのか、つくしは何も言わねぇ。黙ってその瞳を見つめていた。

「あのね…。私もしたいよ…結婚。
でもね、今はまだ無理。」

何が無理なんだ?
溢れそうになる言葉を押し留めてつくしの瞳をじっと見れば、つくしも同じように俺を見つ返す。

「総二郎、誤解しないでね。
結婚は早くしたいんだよ?
でもね、私…全然ダメなんだ…。」

そう言ってつくしは俺の胸に顔を埋めた。

無理の次は駄目か?
つーか何のことだよ?
つくしの背中をあやすようにポンポンと叩きながら続く言葉を待っていた。

「もし…もしもすぐに結婚したとして…ね?」

不安そうに切り出すつくしが何を言い出すのか分からねぇ。
俺はそのつくしの言葉にちゃんと答えが返せんのか?

いつも斜め上をいくつくしの思考に俺は内心はビクビクしていた。



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コメント
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2017/07/25 18:22  | | #[ 編集] |  ▲ top

-yukikoサマ-
コメントありがとです♪

駄々っ子つくしちゃんに総ちゃんもドキドキです(笑)
結婚はしたいのにね~。
先伸ばしにしないでさっさとしちゃえばいいのに~!
なーんて声も聞こえてきそうだけど…そこはまぁ、大人の事情ならぬ、Gipの事情ということで!(((*≧艸≦)ププッ

またしばしお付き合いくださいませ~(*´▽`)
2017/07/26 01:08  | URL | コメ返信 yukikoサマ #-[ 編集] |  ▲ top


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