それぞれの決断 27
- 2017/08/26(Sat) -

お嫌いな方はスルーしてください。

注意書についてのクレームはスルーさせていただきます。
参照(それぞれの決断 1)

まだお読みになっていない方はこちらからどうぞ(*・∀・)つ
言えない言葉


このエンドはそれぞれの決断 21からの分岐のお話になります。


やっぱり総ちゃんエンド。

念の為に言っておきますが…長いです…。


私は大丈夫!という方のみお進みくださいませ。
↓ ↓ ↓


Gipskräuter




オマケがあるかも?




お袋が部屋を出ていき、俺はまたしても客間に一人取り残された。

目の前に置かれた封書に手を伸ばす勇気がない。

俺はどこまで臆病者なんだ?
自分のそんなところを見て見ぬフリをして、全てをあきらのせいにして過ごしてきた。

俺はこの先も全てを人のせいにして生きていくのか?
それはつくしに誇れる生き方なのか?

封書と向き合いどれくらいの時間が過ぎたのだろう。

俺は意を決して手を伸ばした。
封を開き、手紙を取り出す。

そこにあるのは溢れんばかりのつくしの想いだった。
自然と涙が溢れていた。

つくし…。
つくし…ごめん…。

何も見えていなかった。
自分のことで精一杯で、つくしの気持ちまで見えていなかった…。

手紙を握りしめ泣いていた。



「失礼します。」

リビングに足を向け、二人の所在を確認し声をかけた。
親父もお袋も何も言わずに俺を見ている。

「お話よろしいですか?」

「あぁ、座りなさい。」

向かいに腰を下ろし、もう一度親父とお袋に目を向けた。
俺の答えを分かってるとでも言いたげに、俺を見つめ返している。

「もう一度…つくしをこの家に迎えることを許していただけませんか?
そして、つくしを守るために力を貸してください。
お願い致します。」

頭を下げている俺には二人の表情を盗み見ることも出来ねぇ。
部屋を流れる空気に全神経を集中させていた。

「頭をあげなさい。」

俺をじっと見つめ、親父は言葉を繋げた。

「総二郎、今のお前に彼女を幸せに出来るのか?
また同じことを繰り返したら、傷つくのは彼女だぞ。」

「正直に申し上げれば…分かりません。
それでも、泣いているつくしを放っておけません。
つくしには笑っていてほしいと思っています。
ですから…。
私が間違った方にいかないように、力を貸してもらえませんか?

つくしを幸せにしたい…。
笑顔を取り戻したいんです…。」

「総二郎…。
私たちが守るのはつくしさんだ。お前じゃない。
それでもいいんだな?
最悪、家元の座も危うくなるかもしれないぞ?」

「構いません。
つくしが幸せなら…笑っていられるなら…。
どうか、よろしくお願いします。」

つくしを迎えに行きたい。
つくしを幸せにしたい。

出来ることなら一緒に幸せになりたい。

そんな一心だった。



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コメント
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2017/08/26 14:37  | | #[ 編集] |  ▲ top

-yukikoサマ-
コメントありがとです♪

このお話ってやっぱりどっちかによっちゃいますよね。、総ちゃんかあきらくんか…f(^ー^;
総ちゃん、ここまでいいとこなしです(笑)
これから挽回出来るかな~??
ってか、総ちゃんエンドだからしてもらわないと困るんだけど…( ̄▽ ̄;)
それともあきらくんがこのまま強引に?!
ほら、やっぱ気のせいだったとか言って…(爆)
んー、なんかテンションがおかしいGipですが…お気になさらず…。エヘヘ。

つくしちゃんも難関よね。
どう攻略していくのか…。
そこら辺も含めお楽しみに~♪♪
2017/08/27 03:26  | URL | コメ返信 yukikoサマ #RvDI53MY[ 編集] |  ▲ top


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